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エンジニア必見!障害対応の基本的な流れと迅速な復旧へのポイント

システム障害が発生した際、エンジニアには状況の把握から関係者への報告、復旧まで幅広い対応が求められます。

しかし、障害対応の流れが整理されていなかったり属人的な運用に頼っていたりすると、復旧の遅れや影響の拡大につながる可能性があります。迅速な初動や正確な状況把握は、被害を最小限に抑えるうえで欠かせません。

本記事では、エンジニアが押さえておきたい障害対応の基本的な流れを整理したうえで、復旧をスムーズに進めるためのポイントや、障害を起こしにくくする工夫について解説します。 

障害対応の基本的な流れ

システム障害が発生したとき、エンジニアには迅速な復旧作業だけでなく、影響拡大の防止や関係者への共有も求められます。 

場当たり的に対応すると判断ミスや二次障害につながるため、一定の流れに沿って進めることが重要です。

障害の発生を検知する

障害対応は、異常を検知するところから始まります。監視ツールによるアラート、ログの異常、問い合わせ、社内報告などが主なきっかけです。 

検知が遅れるほどユーザーへの影響が広がり、復旧までの時間も長引きやすくなります。そのため、できるだけ早く気づける体制作りが欠かせません。 

監視設定を整えるだけでなく、誰が一次対応するのか、連絡手段はどうするのかまで決めておくことが重要です。 

障害の内容や状況を把握する

障害を検知したら、次に何が起きているのかを整理します。 下記のポイントに沿って、確認しましょう。

  • どの機能で問題が起きているのか
  • いつから発生しているのか
  • 継続的な障害なのか断続的な障害なのか 

 

あわせて、エラーメッセージやログ、直前のリリース、設定変更の有無も確認します。

初動で状況を正しく把握できないと、見当違いの対応に時間を使ってしまうでしょう。事実ベースで情報を集めることが大切です。

関係者に連絡する

障害の内容や状況を把握したら、担当者や関係部署などに連絡をします。

運用チームや開発責任者など影響を受ける関係者へ早めに状況を伝えることで、問い合わせ対応や社内調整を並行して進めやすくなります。

連絡時は、発生時刻や影響範囲、現在の対応状況、次回報告予定などを整理して共有することが重要です。

障害の影響範囲を調査する

関係者への連絡が済んだら、影響範囲を調査しましょう。

  • サービス全体に影響しているのか
  • 一部機能のみなのか
  • 特定のユーザーや環境に限られるのか

 

影響範囲によって優先順位や対応方針は変わります。

また、売上や顧客対応、社内業務など事業面への影響も見ておくことが重要です。 影響範囲を正しく把握すれば、緊急度の判断や関係者への説明がしやすくなります。 

障害の原因を探る

影響範囲を把握したら、障害が発生した原因の特定に入ります。

システムの監視データやレポートなどを見ながら異常の発生箇所を絞り込みましょう。ただし、ユーザーへの影響が大きい場合は原因調査に時間をかけすぎず、まず復旧を優先する判断が必要になることもあります。 

復旧作業に入る

状況と原因の見立てが立ったら、復旧作業を進めます。 ここで重要なのは、単に急いで直すことではなく、影響を広げずに安全に復旧させることです。

復旧作業は、まずサービスを利用できる状態に戻す暫定対応と、根本原因を解消して再発を防ぐ恒久対応に分けて考えましょう。サーバーの切り戻しや一部機能の停止によって影響を抑えるのは暫定対応にあたり、原因となったプログラム修正や構成変更の見直しは恒久対応にあたります。

ユーザーへの影響が大きい場合、まず暫定対応で早期復旧を優先し、その後に恒久対応を進めることもあります。

誰が何を実施したか記録しながら進め、作業の重複や設定ミスを防ぎましょう。

事後対応と再発防止策を練る

障害対応は復旧して終わりではありません。再発を防ぐためには、発生時刻や影響範囲、原因、対応内容などを振り返り、なぜ障害が起きたのかを整理する必要があります。 

原因はコードの不具合だけではありません。監視不足や手順の不備、確認漏れなどが起因している場合もあるため、技術面と運用面の両方から見直すことが重要です。

振り返りを通じて改善策を明確にし、次回の障害対応に生かすことが安定運用につながります。 

エンジニア必見!迅速に復旧に導く障害対応のポイント

障害対応では発生後の初動だけでなく、復旧をスムーズに進めるための準備や進め方も重要です。

この章では障害対応を迅速に進めるために、エンジニアが平時から意識しておきたいポイントを紹介します。

障害対応フロー図を作成しておく

障害対応を迅速に進めるには、発生時の動きをあらかじめ整理したフロー図を用意しておくことが重要です。 

検知後に誰が一次対応を行うのか、どの順で影響調査や復旧作業を進めるのかなどを明文化しておけば、初動の迷いを減らしやすくなるでしょう。

とくに複数の部署が関わる現場では、判断基準や連絡先を含めて整理しておくことが大切です。 

すべてを一人で対応しようとしない

障害対応にあたるエンジニアは、すべてを一人で抱え込まないことも重要です。

障害発生時は、関係者への連絡、原因調査、復旧作業など同時に進めるべきことが多くあります。 一人で対応しようとすると、情報整理や判断が追いつかず、復旧が遅れる原因になりかねません。 

とくに影響範囲が広い場合、早い段階で周囲に支援を求め、チームで対処する体制を取ることが大切です。 

情報共有を行う

関係者への連絡だけでなく、対応にあたるエンジニア同士で情報を共有することも重要です。

障害発生時は、原因調査やログ確認、復旧作業などが並行して進むため、誰がどこまで対応したのかが見えないと、同じ調査を繰り返したり、判断にズレが生じたりする恐れがあります。

そのため、現在の状況、確認できた事実、実施した作業、次に対応する内容などを随時共有しながら復旧作業を進めましょう。その際、対応履歴を記録として残しておくことも重要です。

障害を起こさせない工夫

障害対応では、発生後にどう復旧するかだけでなく、そもそも障害やインシデントが起きにくい状態を作ることも重要です。

ここでは、障害を未然に防ぐためにエンジニアが意識したい工夫を紹介します。 

ヒューマンエラーを防止する

障害の原因はシステムの不具合だけではなく、人の操作ミスや確認漏れにあるケースも少なくありません。

  • チェックリストの整備
  • ダブルチェックの実施
  • 変更作業の手順化

 

などを通じて、ミスを起きにくくする工夫が必要です。また、ヒューマンエラーが起きても影響を広げにくい仕組みを作ることがシステム障害の予防につながります。  

バックアップ体制を構築する

単一のサーバーや機器に依存した構成では、ひとつの障害がそのままサービス停止につながる恐れがあります。そこで有効なのが、システムの冗長化です。

たとえば、複数台のサーバーを用意して負荷を分散したり、片方に障害が起きても別系統へ切り替えられる構成にしたりすることで、停止リスクを下げやすくなります。 

システム更新とセキュリティ対策を強化する

古いソフトウェアや未更新のミドルウェアを使い続けると、不具合や脆弱性が原因で障害やセキュリティインシデントが発生する可能性があります。 そのため、OSやミドルウェア、ライブラリ、アプリケーションを適切に更新し、安定した状態を維持することが重要です。 

また、外部からの不正アクセスやマルウェア感染は、情報漏えいだけでなくサービス停止の原因にもなり得ます。 

  • アップデートの適用
  • アクセス制御の見直し
  • 不要な権限の削減

 

などを継続的に行い、システムの安全性と安定性を両立させることが予防につながります。 

運用監視ツールを導入する

障害を未然に防ぐには、異常が深刻化する前に兆候をつかめる体制が必要です。 

運用監視ツールを導入すれば、CPUやメモリ使用率、エラーログなどを継続的に確認できるため、異常の早期発見につながるでしょう。

Tracisならエンジニア以外でも障害対応が可能に

システム障害が起きるたびに、下記のような事象に悩まされる企業は少なくありません。

  • エンジニアのリソースが足りず、迅速な対応ができない
  • 特定のエンジニアしか対応できず、その人がいないと障害調査が進まない
  • 状況を確認する際、エンジニアと営業の間で何往復ものやり取りが発生している

 

障害対応による業務負荷は高まる一方で、エンジニアのリソースや知識などの不足により復旧に時間がかかるケースも珍しくないでしょう。

AIエージェントが障害調査を自動化するTracisを活用すれば、非エンジニアでも障害調査が可能になります。

  • 問い合わせから回答まで1往復で完了
  • 問い合わせから原因特定までわずか10分で完了
  • 調査時間を最大95%削減

 

従来であればエンジニアが対応していた原因調査などを、AIエージェントが支援。これにより業務効率の改善や属人化の発生を防ぐことが可能です。

無料版の提供も行っているため、詳しくは下記の記事をご覧ください。

関連記事:AIエージェントが障害調査を自動化する「Tracis」の無料提供を開始

エンジニアの業務負荷が高い障害対応は、AIエージェントで自動化しよう

障害対応は、発生時の初動だけでなく、状況確認から原因調査まで幅広い対応が求められます。 さらに、対応が特定のエンジニアに依存していると、調査や復旧に時間がかかり、現場の負荷も高まるでしょう。 

このような課題を解消するには、対応フローの整備に加え、調査や情報整理を効率化できる仕組みを取り入れることが重要です。 

障害対応の属人化や工数負担を減らしたい場合は、TracisのようなAIエージェントが障害調査を自動化するツールの活用が有効な選択肢になります。

  • 現場のエンジニアが障害対応で疲弊している
  • 顧客からの信用を得るためにも、障害から迅速に復旧する必要がある

 

このような場合は、株式会社BTMまでお問い合わせください。Tracisの無料版をお試しいただいてから、貴社の運用に合致するかご検討いただけます。

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